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イガラシイッセイです。無口の反動は日記に表れます。
by polisan
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CHOP-ME-NOT DIARY
ユニクロから始まる一日
ファーストリテイリングがなんか60周年記念とかでお祭り騒ぎをするらしい、ユニクロが朝6時から開店して並んだ人にアンパンと牛乳を配るらしい、と聞いて今日は5時に起きて外へ繰り出しました。

d0018714_1314228.jpg

まだ夜が明けていない道路沿いをひたすら歩いて、自宅から歩いて20分ほどのところにあるユニクロへ向かいました。到着予定時刻は5時40分で、その時点で並んでいる人はせいぜい20~30人程度だろうと高をくくっていました。本当に甘い予測だと反省しました。

d0018714_135465.jpg

ユニクロの店舗が遠方に見えるのにすでに行列の最後尾が。なんとこの時点で300人は並んでいました。見積もりの10倍!仕事でこんな見積もりを出していたら大変なことになります。ふう。

当然アンパンも牛乳ももらえるわけがありません。しかし事前にネットで見た情報だと靴下が10円とか書いてあったし、みんなそれ目当てで並んでいるのだろうと思って最後尾につけることにしました。その後もどんどんと後ろに人が並び、あっという間に最後尾が見えなくなりました。

そして並んでいるうちに夜が明けました。

d0018714_1413180.jpg

人が多くて入場制限をしており、列は遅々として進みません。並び始めて45分が経過した頃、ついに入口が見えてきました。靴下10円、靴下10円、と唱えてその時を待っていると、手ぶらで店内から出てきた中年女性が、帰り際に並んでいる人たちに一声かけて行きました。


もう全品通常の値段ですよ!


え、なんですって?

これだけ待ってるのに通常価格の品しかないんですか!?


慌ててスタッフが配っていたチラシを確認すると、靴下10円などは先着60名とありました。それってアンパンと牛乳より少ないじゃないか!ぎゃー!!

あまりのことに全身の力が抜けました。みんなそれを知らずに並んでたんだなー、と自分を含めてとても哀れな気持ちになりました。しかしですよ、有用な情報を残してくれたおばさんが去った後に行列のあちこちから驚くべき言葉が飛び出したのです。


そんなの知ってるよなー

あの人、相当悔しかったんじゃないの?


え、なんですって?

皆さん並んでたって得することがないのに、ずっと待ち続けていたのですか!?
そんなのユニクロの思うつぼじゃないですか!優しい人々!

かくいう私も、帰ればいいのにせっかく並んだのだからと店内に入りました。しかしさらにレジ待ちの列が店内を1周半しており、心が折れて帰途につきました。厳しい世の中だ、デフレなんだ、と思い駅前のケンタッキーで朝食を摂って家に帰って寝ました。



-----


昼ごろ再び起きた私は、本屋で「聖おにいさん」の4巻を買って読み、モスに行って突き抜け派のみなさんの11月提出分に目を通しました。改めてみなさんは私にない色を持っていてうらやましいと思いました。急に自分の書いたものが色褪せて見えてくるので不思議です。

夕方からは映画を2本立て続けに観ました。『曲がれ!スプーン』と『母なる証明』です。本当は『2012』で分かりやすいエンターテインメントを享受したかったのですが、チケット屋で売り切れていたのでほぼ事前情報なしでこれらを観たのでした。

『曲がれ!スプーン』は元々舞台で演っていたというだけあってきれいにまとまっていて、とても笑えました。主演は長澤まさみだそうですが、エスパーたちが個性的なのであまり目立っていませんでした。というより狂言回し的な役割なのでしょうね、感情移入もエスパーたちの方にしましたし。全体を通して飽きることなく楽しめた映画でした。


楽しめましたが、今日の一日の印象はすべて『母なる証明』に持って行かれたと言わざるを得ません。『母なる証明』は本当に、すごい映画でした。

あらすじを一言で言うと、息子の殺人容疑の無実を晴らすために母が真犯人探しをするというものです。そう書くとよくあるサスペンスですが、この映画で重要なのは謎の部分より登場人物の内面についてということで間違いないと思います。

映画の冒頭で、タイトルが出るまでに「母」の内面を表現するように撮られた描写があります。その「母」の表現にあまりにもガツンと来て、これはとんでもない映画が始まろうとしている、と懼れおののきました。私はその時「悲しみ」を表現しているのだと思いました。しかし映画を観終わると、「悲しみ」はほんの一部であり、「愛情」「絶望」「罪悪感」「古傷」「安堵」「逃避」など膨大な感情が入り混じっていたことに気付きます。それを映画で表現できた製作者や演者に尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。最後まで観て受けた衝撃は、個人的には『ダンサーインザダーク』以来のものでした。

機会があったらぜひ観てみることをお勧めします。
なにかずっしりと重たいものが、心の中に残ると思います。
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by polisan | 2009-11-22 02:44 | 日記
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