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イガラシイッセイです。無口の反動は日記に表れます。
by polisan
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CHOP-ME-NOT DIARY
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CHOP-ME-NOT DIARY
雑記H
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缶チューハイではサントリーの『ほろよい』が一番好きです。

缶チューハイはたまに家で一人でたしなむ程度ですが、他の缶チューハイだと悪酔いしてすぐクラクラしてしまうのに、『ほろよい』はなぜかそんなに変な酔い方をしないのです。

その秘密はきっと、缶の表面がざらざらしているからに違いありません。
根拠はまったくありません。

ちなみに好きなフレーバーは、うめ・レモン・りんご・もも・白いソーダの順です。白いソーダだけは悪酔いするのです。あと単純に好きな味ではありませんでした。しかしこう並べてみると、酸っぱい飲み物が好きなのだということに気付きました。

グリコ乳業の『高原の岩清水&レモン』は最高です。


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普段はテレビを観ません。今日はツイッターでサッカーの日本代表の試合があるのを知り、久しぶりにスイッチをオンしました。もちろん地上波アナログです。

ツイッターで他の人が今何の番組を見ているかを知ることができるのは便利ですが、ほとんどの場合そのつぶやきを見るのが放送後だったりします。すごく面白そうな番組についてつぶやいている人がいて「そんなのやってたのか!」と歯がゆい思いをすることがままあります。

普段から番組表をチェックしていればいいのですが、テレビを見ることの優先度が低いため、なかなかその情熱を持つには至りません。どうにか受動的におもしろそうなテレビ番組を知る方法はないでしょうか。

すぐに思いついたのは、RSSリーダーで番組情報を購読することです。ちょっと検索してNHKスペシャルの放送予定だけ登録しておきました。どうなんでしょう。とりあえず様子見です。

※もちろんHDDレコーダーのような便利なものはありません


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世間がiPad発売で盛り上がる中、HTC Desireを予約してきました。この、素直に時流に乗れない気質はなんとかならんものかと思いますが、iPad礼讃の声しか聞こえてこない現状がちょっと怖い気もするのです。怖がりなのです。でも持ってる人はどうか触らせて下さい……。
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by polisan | 2010-05-31 00:13 | 日記
CHOP-ME-NOT DIARY
野鳥の会はすごいメンコを売っている
日本野鳥の会をご存知でしょうか。
かつて紅白歌合戦で観客の投票をものすごい勢いで数えていた、あの日本野鳥の会です。

カウント能力の長けた人が集まって日々修業に明け暮れている団体、というわけではないと思います。いやそうなのかもしれませんが、表向きは自然保護を主な活動としている財団法人で、クイズハンターの司会で有名な柳生博氏が会長を務め、活動費用は基本的に寄付と会費でまかなっているそうです。ただ隠れた小さな収入源として通販(オンラインショッピング)があるのも見逃せません。


オンラインショッピングサイト「Wild Bird」


近年では折り畳み可能な長靴が野外フェス向けになかなかの売れ行きを見せているといいます。ただ私はサイトを眺めていて、それ以外にもすごくグッとくるものを見つけてしまい、つい勢いで買ってしまいました。


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野鳥メンコです。


正確な商品名を書いた方がいいですね。


『めんこセット 猛禽・奇鳥


私の幼少時はめんこ全盛期というわけではなく、どちらかというとビックリマンシールや20円のマグネットに馴染みがありましたので、それほど知識や愛情やノスタルジーを感じるわけではありません。しかし、谷口高司氏による素朴なイラストと、イラストに添えられた鳥の肩書に、昭和テイストの何ともいえぬ味わいを感じたのです。

以下に少しではありますが、めんこの図柄を紹介したいと思います。




≪猛禽シリーズ≫

猛禽は鳥類の頂点に立つため、強い・偉大・ロイヤルといった感じの肩書が多いです。また絵の描かれ方も威風堂々としています。※臨死!!江古田ちゃんに出てくる猛禽とは異なりますのでご了承ください。


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猛禽に多いのはこのように皇帝・元首・覇王といった、頂点に君臨する系の、やんごとない系の、勇ましい系のものです。他にも王者、君主、覇者、大王、征服者など思いつく限りのチャンピオン的呼称をふんだんに使用しています。格闘技選手のニックネームのようでもあります。もしこれに英語のフリガナ(ゴールデン・エンペラーとかロード・オブ・ザ・ノースエンドとか)が付いてしまったら、それはいわゆる中二病ですので、これはまだギリギリセーフかと思います。


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先ほどは格闘技選手と言いましたが、こちらは野球選手の、それもピッチャーに限定したニックネームですね。ただしボールを投げるというよりは、自分自身が飛んでいくのだとは思いますが。


≪奇鳥シリーズ≫

猛禽は総じてとても強そうであり、道を踏み外したような異様なものはありませんでした。

ということで、ここからが本番です。

奇鳥というからには、変な鳥が目白押しです。変な鳥に合わせて、肩書きもちょっと変です。百聞は一見に如かずですのでどうぞご覧ください。


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不可思議 奇有異

ニュージーランドの人気者、キウィです。奇鳥シリーズの肩書は「枕詞+名称」という構成になっています。キウィの場合、「不可思議」+「奇有異」でわかるようにキウィという名称に当て字が使われています。不可思議さを表すために「奇」「有」「異」が使われ、「奇妙で異様さがある」という実に的確な当て字だと思います。ちょっぴりビックリマンを思い出させます(魔胎伝ノアみたいな)。振り向きポーズも手の内を見せない感じで絶妙ですね。


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南海 大降魔鴎

これはオオフルマカモメと読みます。一見普通の漢字名称のようですが、これも実は当て字です。フルマがfulmarという英語名から来ているためです。そこでフルマに「降魔」という字を当てているわけですが、降魔は「ごうま」と読むと「悪魔を降す」という意味になりますので、とてもかっこいいです。それはいいのですが、残念なことに、裏面の説明書きには「世界で一番不細工ともいわれる巨大な海鳥」とありました。報われねえな、と思いました。


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不動尊 嘴広鴻

みんな大好き、ハシビロコウ。動かなさが高じてついに仏格化してしまいました。絵的によいところは、背景がピンクである点です。ハシビロコウにはピンクがよく似合うのですね。体と頭のアンバランスさまで描かれていないのは惜しいですが、一番のチャームポイントである瞳が力強く描かれているので文句なしに素晴らしいです。そりゃあがめたくもなります。


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魔界番人 紅箆鷺

ついに鳥は異界のものとなってしまいました。禍々しさがよく表現されています。本当にこんな雰囲気なら目にするのもはばかられますが、グーグル等で画像検索するとわかるように、本来はとってもハッピーな雰囲気の鳥なのです。頭以外は。うーん、頭が魔界なら仕方ないかもしれません。確かに番人というだけの寄せ付けないオーラはあります。


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炎ノ怪人 紅樹鶏

なんで「ノ」がカタカナなのか、本来は「紅綬鶏」じゃないのか、とか気になるところはありますが、一番気になる、というか気がかりなのは、どうにも鳥に見えない点ではないでしょうか。
実際のところ、この絵は求愛状態の特徴をよくとらえていることが、グーグル等の画像検索結果からもよくわかるのですが(これ言うの2回目)、正面のアップであるため顔以外どこがどうなっているかほんの少しわかりづらいのです。しかしだからこそ「怪人」という表現がぴったりでもあるのですね。姿かたちがよくわからない方はグーグル等の画像検索(以下略)


いかがでしたでしょうか。野鳥メンコにはこのように味のあるものが合計40枚も詰まっています。ちなみにメンコなので本来の遊び方である「地面にたたきつけて相手のメンコを裏返す勝負」をしてみたところ、メンコ世代ではないためコツがわからなかったのと、一人でやると非常にむなしいことがわかりました。今は無造作に並べて眺めてほくほくしています。今後はバリが気になるのでキレイにそぎ落としたいと思います。


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ちなみに裏面はこんな感じ。じゃんけんとサイコロで遊び方無限大!!


※豆知識:このメンコは「日本野鳥の会」のオリジナル商品ではないため、他の店でも買えるようです。

※豆知識:ここで述べられている鳥の知識は検索エンジンの力によるものです。私は詳しくありません。
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by polisan | 2010-05-29 23:50 | スペシャル
CHOP-ME-NOT DIARY
ばあちゃん大往生
祖母の通夜に行ってきました。

私が文学フリマから帰ってきて眠りに就くのとほぼ同じ時間に、祖母は永眠しました。


しかしあれです。

大往生です。


ゴールデンウィークあたりから親に「そろそろだから、そのつもりで」と言われていましたので、あまりショックを受けることはありませんでした。親戚もみんなわかっていたのでしんみりした感じではなく、通夜もなごやかな普通の宴会でした。

事故のような心の準備ができていない突然死に比べ、ゆるやかに看取られた死はほんのりと幸せのニオイをも感じました。変な意味ではなく。それはフォーカスが「死」ではなく「その前にあった生」に当たっているからかもしれません。祖母との思い出のような。もしくは「これからの生」。ひ孫が何人もいますからね。

死を受け入れる時間的な余裕があったから、それ以外のことに目を向けることができて穏やかでいられるということです。


ちなみに、奇しくも前日に予備知識なく「サマーウォーズ」をレンタルで観てまして、妙なシンクロを感じました。あっちのばあちゃんは90歳でしたが、うちのばあちゃんはあと10日長生きしていれば100歳でした。


明日は告別式。そろそろ寝ます。
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by polisan | 2010-05-26 02:57 | 日記
CHOP-ME-NOT DIARY
第10回文学フリマに出店してきました。
5/23(日)
東京都大田区で開催された、文学同人誌即売会「文学フリマ」に参加してきました。

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会場の様子


開場前の10時。準備のため1サークル3名だけが入れるというシステムで、我々『突き抜け派』は編集長しーなねこ、遠方はるばるやっていらしたばっちゃんさん、そして私が入りました。我々にはJ-17というブースが割り当てられていました。長机の半分が与えられたスペースで、けっこう狭いのだなと思いました。力士だったらはみ出す幅です。

しばらく待っているとついに、業者の手によって我々の本が運ばれてきました。150冊、段ボール4箱分。周囲を見ても、こんなに運ばれているところはなかなか見当たりませんでした。

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どん!


興奮を抑えきれず、しーなねこが無我夢中で開封します。しかしハサミが上手く入らず苦戦。「ああっ」とか「もうっ」とか言いながらなんとかガムテープを切り裂いてオープンすると、

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どん!!


本が見え……いやまだ見えない!



一呼吸置いて拘束を解くと、

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どどん!!


ついに出ました!我々の本『突き抜け』です!

思えば突き抜け派が結成されたのが約1年前。本当に本を出すのかわからないままスタートし、ここまでこれたことは編集長をはじめメンバーの努力の賜物です。ほんとうによかった。表紙もつるつるして教科書のようです(いい意味で)。

11時に開場し、徐々にお客さんが入ってきました。私は最初に売り子をしていたのですが、開場直後に一人の若者がまっすぐ我々のブースに来て「予約していないのですが買えますか?」と言って買って行ってくれました。第一号に感動して動揺してお名前も伺いませんでしたが、せっかくなのでお話しできればよかったです。

その後も突き抜け派メンバーのひのじさん春昆布さんも会場に現れました(かおるさんは残念ながら来場できませんでした)。そのうち土佐有明さんもやってきて土佐さんの著作物も一緒に売りました。

知ってる方が駆けつけてくれたり、我々を知らない方も立ち止まってくださったりして、とてもありがたいことでした。結果的に予約分を含めて22冊売れました。つまり22人の方にはもう読んでもらえると。嬉しいことです。

文章を書くことは数ある表現方法のひとつでしかありませんが、そのひとつを使って2010年代、おもしろいスタートが切れたと思います。『突き抜け』をゲットしていただいた方は、ぜひメンバーあてに感想などいただけるとありがた過ぎて踊り狂うと共に、次回作もよりよいものになることでしょう。よろしくお願いします。アンド本当にありがとうございました!


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店番をするしーなねこ氏

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by polisan | 2010-05-25 03:51 | スペシャル
CHOP-ME-NOT DIARY
たもつ
卓球をやってモツ鍋を食べる。という会に土曜日に参加しました。

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汗を流して美味いものを食う。幸福です。

日曜日は文学フリマでした。出店の模様は後日。おやすみなさい。
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by polisan | 2010-05-24 01:52 | 日記
CHOP-ME-NOT DIARY
シブクマール・シャルマのサントゥールを聴いた。
昨晩はサントゥールという楽器の巨匠シブクマール・シャルマと息子のラフル・シャルマによるコンサートを観てきました。このコンサートのことはライターのサラーム海上さんのツイートで知ったのでした。ツイッターって便利!

サントゥールははじめて聴きましたが極楽のような美しい音色でした。舞台上のシブクマール・シャルマは泰然としていて、一本の巨木のように思えました。

インドの方ですので、インド音楽のしくみの則った演奏をしていました。ラーガを決め、最初はラーガの紹介のようなゆったりとした演奏、次にタブラと共にリズムを入れ、最後はだんだん速くなって音も大きくなって観客も一緒にハイテンションになってドン!と終わる、インドの特徴的な流れです。私も例に漏れずハイテンションになりました。2台のサントゥールとタブラが掛け合いをして螺旋を描くようなイメージです。しかも楽器の音とは別に渦を巻く音も聞こえてくるような。ひとつの曲目が終わった後の会場の拍手は、これまでに体験したことが無いほど長い長い拍手でした。

いやー。とても素晴らしかったです。

もし元気がありましたら、この1時間の動画でもご覧になってください。私はこれから観ます!


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by polisan | 2010-05-20 13:07 | 音楽
CHOP-ME-NOT DIARY
それでもタブラを叩くのです。
昨日土曜日にタブラのレッスンに行ったら、師匠に「顔とか雰囲気は出てるのに出す音が小さい」という趣旨の指摘を受けました。練習をさぼり過ぎて指が動かなかったのが原因だと思い、レッスン後に多摩川で自主練習をしました。

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風は強かったものの、日差しが暖かくて気持ちよかったです。

周囲には、思い思いに休日の午後の平和なひと時を過ごす、幸せな人々が座ったり横になったりして川を眺めていました。私のタブラの音は小さいのでほとんど注目されることはなかったのですが、唯一アメリカ人っぽい青年二人組がチラチラとこちらを振り返っていました。(上の写真の二人)


は、話しかけてきたらどうしよう……


一言目はなんて聞かれるだろうか。「What are you playing?」だろうか。そしたら「Tabla.」って答えればいいのか。いや2個で1セットなので「Tablas.」とか複数形にした方がいいんだろうか。そもそも全然違う質問だったらどうしよう。ああどうしよう。

などと不純なことを考えていたら、間違えてばかりでうまく叩けませんでした。

そのうち青年二人のうち、一人が立ち上がりました。来るか……と内心ドキドキしていると、こっちではなく遠くの方向に歩いていき、ギターを掻き鳴らす青年に話しかけていました。遠目で眺める限り、ギターを借りて弾いて歌ったりして、とても盛り上がっていました。


私は力強くタブラを叩き続けました。



-----


本日日曜日は、周りの知り合いがタイフェスティバルやらデザインフェスタやら何やらのイベントに出かけたりしているのをTwitterで眺めてから携帯電話を閉じ、昨日と同じく多摩川でタブラを叩きました。

同じように暖かく、同じように人々は幸せそうでした。

昨日からずっと叩いていたおかげでタブラの腕は数年前の水準には戻せたような気がします。しかし当時できなかったことは今もできず、何も進歩していないことに落胆しきりでした。

苦手なパターンを黙々と練習していると、突然横から「すみません、これ、何すか?」と話しかけられました。見ると若い無精ヒゲの男が立っていました。

戸惑いながらも「タブラです。インドの太鼓です」と答えると、彼は「へえー」と言って横に座りました。彼曰く、ワークショップの課題で映像を撮りに来たところ、彼の班だけカメラが壊れて何もできないということでした。「他の人はどうしているんですか?」と尋ねると、「さあ、飯でも食べに行ったんじゃないですかね」と笑いました。

それ以降は特に話すこともなく、とりあえず簡単なフレーズを叩いてみたりしました。しかし彼はあまり関心を示しませんでした。仕方がないので自分の練習を続けることにしました。二人ともただ川の方を眺め、半分は相手を意識しながら、半分は自分の世界にいたように思います。

数分経った頃、彼の仲間が使えるカメラが見つかったと呼びに来て、彼は挨拶もそこそこに去って行きました。日差しは徐々に弱くなり、風が冷たくなってきました。

彼がいなくなった後は、練習しても少しも上達の兆しが見えなかったので早々に帰途につきました。

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貴重な土日をタブラの練習に費やし、その練習中に思っていたことは、自分はなんでタブラを叩いているんだろうということでした。若者に「なんでこの楽器をやろうと思ったんですか?」と訊かれ、「音が好きだからですね」と答えました。それは嘘ではありませんが、練習する動機として本当に正しいのか?という違和感がありました。

タブラを含めたインド音楽は、輪廻転生のようなインド哲学の複雑な理論で成り立っており、インド音楽を極めることの最大の目標は「神(ブラフマン)に近付くこと」と聞いています。宇宙の真理と一体化する、と言い換えてもいいかもしれません。しかし自分がそれを目指しているかというとそんなこともなく、もしそれが潜在意識として先にあったとしても「観客」という立場でも同じ目標に到達することはできるのです(梵我一如の考え方から演奏者と観客も最終的に一体化する)。わざわざ苦労して超絶技巧太鼓を習得しようというからには、何か理由があるに違いないのです。

人前で演奏したいのか。それを生業にしたいのか。叩いていることがただ楽しいのか。昔聞いたすごい演奏を自分でできたらいいなという願望か。比較的近いのは最後かもしれません。タブラの巨匠のように演奏できたら気持ちいいだろうなあ。という。もしかするとその演奏にブラフマンの片鱗を感じたのかもしれません(だったらいいな)。
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by polisan | 2010-05-17 01:13 | 日記
CHOP-ME-NOT DIARY
『突き抜け』掲載作品の紹介文。
私も参加している文学同人結社・突き抜け派のはじめての本『突き抜け』が予約の段階で90部に達したそうです。もともと100部刷る予定でしたが、150部刷ることになりました。

詳しくは編集長のところでご確認ください。

編集長も書いているとおり、まだ内容を説明していませんでした。きっと予約をためらっていらっしゃる方の中には、下ネタばっかりだったらやだな、とか、アラビア語とかで書かれてたら読めないし、とか、難解な哲学書だと手が出せない、とか、「ワロタwww」みたいなカジュアル過ぎる文体はちょっと、とかいろいろと不安を感じることもおありでしょう。



大丈夫です。



5つの小説と1つの脚本で構成されており、基本的にわかりやすい日本語で、下ネタ抑えめで丁寧に書かれております。

あとですね、各人が他の人の作品の紹介文を書くことになっており先日提出したのですが、どこで使われるか決まっていないと言いますか、むしろここで使わずどこで使おう!という気がしましたので私の書いた分を載せておこうと思います。これで内容がおぼろげにつかめるかもしれません。

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『おしるこ温泉』 椎名隆彦(しーなねこ

やる気のない会社員とどうしようもない人々の、おしるこが湧く温泉への社員旅行。何が正常で何が狂気なのか? 白昼夢のような異様さを淡々と綴り、読む者を混沌の無間地獄に叩き落とす、椎名隆彦の頭ん中具現化小説!


『星をつかむ人』 ひのじ

生まれつき足りていないものに囚われ続ける美沙は、亡き父に会うために旅する幼馴染の健を通してつながることと遍在の意味を知る……。もにょもにょした作者が現代的な装置を用いて描く普遍の愛、肉体、宇宙の寓話!


『青少年』 かおる

「もしかしたら僕はまともじゃないかもしれない」――あらゆることに嫌気がさす。愛することへの葛藤がある。苦悩する高校男子の濁ったような青春を妄想女子の視点で生々しく描き出す、狂おしいほどに耽美な問題作!


『浮気の理由』 春昆布

生まれてはじめて恋愛にどっぷり満たされたちはるが懼れるのは、しあわせが終わってしまうこと。そこで出した結論は恋愛濃度を薄めることだった――。お年頃の満タン☆ガールが身を削って送り出す、ほろ苦い恋の小品!


『店長高柳圭介の終わらない夏あるいは365歩のマーチ』 波塚こひら(ばっちゃん

誰にでも問題があり、誰にでも秘密にしていることがある。そして人が集まればドラマが生まれる。一軒のコンビニを取り巻く、コンビニの品揃えのように色とりどりの人間模様。長年の沈黙を破った著者による渾身の舞台脚本!



どうでしょう。
もし何か感じるものがありましたら、ぜひ以下のリンクから予約を!

『突き抜け』予約フォーム
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by polisan | 2010-05-13 02:15 | 日記
CHOP-ME-NOT DIARY
言語についての難しい本、まずは数字について。
アマゾンさんから一冊の本が届きました。

世界言語への視座―歴史言語学と言語類型論

松本 克己 / 三省堂



世界言語への視座
歴史言語学と言語類型論


圧倒されるほど気難しそうなタイトル……。

発音に興味あるとかどうとか先日申していたのが高じて、こんな格調高そうな本に手を出すに至ったのです。本体価格4200円です。定価で買いました。

ぱらぱらっとめくったところ、やはり難しいことが書いてあって挫折しそうになったのですが、割と簡単そうなところを見つけて読んでみました。そうしたら、


お・も・し・ろ・い!


読んだのはここです。
第14章 世界言語の数詞体系とその普遍的基盤


この章で著者はまず、世界的に10進法が当たり前に使われているけどそうなるにはそれなりに理由があったと述べています。そして世界には10進法以外の体系も残っているのだぞと、その例を挙げています。

最初に身近なアイヌ語について、1から5までは普通に数えるのに対し、6以上は「10よりいくつ少ないか」で表すと教えてくれます。つまり6は「4少ない」、9は「1少ない」。19までは「10にいくつ足すか」で表し、20には特別な名前が与えられ、それ以降の大きな数字は20の倍数で表されます。

要するにこれは、1ケタは5進数、2ケタ以上は20進数で表現しているということだそうです。

単純に連想するのは、5というのは片手の指の数、20というのは両手両足のすべての指の数です。10進数はもちろん両手の指の数ですので、結局のところ、発端の着想は一緒ということなのでしょうね。


お・も・し・ろ・い・なあ!


ところが。


さらに読み進めますと、世界には2進数で数える人々がいるようなのです。

本にはこうあります。ニューギニアのバム語では、1を表す「bat」と、2を表す「yara」しかなく、たとえば5を表そうとすると「yara yara bat」になるそうです。数学的な2進数とは異なる意味合いですが、数字を表す語が2つしかないということで2進数なのですね。これだと10を言うのも大変ですね。大量に数を数えなくても事足りる文化だったのでしょうね。




ああ、お・も・し・ろ・い・なあ!



知的好奇心が刺激されまくりです。

やはり本って偉大ですよね。自分ひとりががんばっても調べられないことがすでに載っているんですから。端から端まで読んですべて自分のものにしたい。今はそんな気持ちです。
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by polisan | 2010-05-12 01:59 | 雑学
CHOP-ME-NOT DIARY
インダス@溝の口
たまには近所のお店の紹介でもしてみます。

溝の口(JR南武線・武蔵溝ノ口駅、もしくは東急田園都市線・溝の口駅)にあるインド料理のお店は、私が知っているだけで4件あります。

インド・パキスタン料理のインダス
ランチバイキングをやっているるんびに
フードコートにあるファーストフード的なコバラヘッタ。
スリランカ料理のスラサ

今日はいちばんの老舗と思われるインダスにします。いちばん好きでもあります。

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店の外観は結構年季が入っていると言いますか、他の店ほど小奇麗ではないのですが、それがすごくいいのです。なぜなら実際のインドを想わせるからです。大きくて開かない窓とそこに書かれた文字。どっしりとした椅子やテーブル。明るすぎない照明。ヴァーラーナスィの埃っぽい通り沿いにあっても違和感がありません。近所でインド気分が味わえるのはとても貴重です。

店内は背が高くて笑顔で元気なマダムが仕切っています。昨日土曜日の夜に一人で訪れたら混雑はしておらず、のびのびと過ごすことができました。以下、注文したものです。

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マハラジャビール。他にキングフィッシャーもあります。


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メインのチキンティッカマサラセット。


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デザートのコーヒークルフィー。アイスです。


チキンティッカマサラ(左端に見えるカレーです)は絶品でした!辛さと酸味がちょうどいいです。ナンは肉的な何かが練り込んでありました。焼き具合もちょうどいい。満足です。全体的に量がもうちょっとあれば!

このお店はランチもやっているのですが、ランチよりも夜の方が断然おいしいと思います。もちろんランチはカレー、ナンかライス、サラダ、ドリンクがついて750円ですからお得です。でも夜のカレーの方が高くても濃厚でおいしい。メニューは期間限定のものやセット以外のものもたくさんありますので、数人で来る場合はいろいろ頼んでつまむとよいかと思います。

あ、クルフィーも美味でした。インドのアイスなのですが、デリーの売店で食べたものはすごくクセがあって苦手でしたが、こちらのコーヒー味はさわやかでした。氷っぽくシャリシャリしています。ガリガリ君ならぬシャリシャリ君です。

溝の口でカレー食べたいと思ったら、とりあえずここで間違いないと思います。


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ランチについてきたチャイ。砂糖は標準で2本!

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by polisan | 2010-05-09 13:48 | 食べ物