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イガラシイッセイです。無口の反動は日記に表れます。
by polisan
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CHOP-ME-NOT DIARY
光の館へ行ってきた
日曜日から月曜日にかけて、しいなひのじさん、umiさん、ウエノさんと新潟の光の館へ行ってきました。光の館とはジェームズ・タレルというヒゲをもっさり蓄えた人が作ったアート建築で、なんと宿泊ができるそうなのです。ただし私は予備知識ゼロで挑みました。

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とりあえず、行きの新幹線で食べた駅弁の写真


今回の旅はひのじさんが企画者なのですが、ずいぶん前から行くことが決まっていたのに前日まで全く音沙汰がなく、誰もが「本当に行くんですよね?」という感じになっていました。

一応前日の夜に集合案内のメールが来て、当日上野駅から新幹線に乗りました。車内ではひのじさんのペットボトルが漏水してびしょぬれになり、私の缶ビールが倒れてびしょぬれになり、幸先は最悪でした。

そしてなんとか越後湯沢に着いたのですが、そこからの行動は全くの白紙。5人でしばし呆然と立ちすくんだ後、相談してレンタカーを借りようということになりました(今考えればここまで来て他に選択肢はありません)。この時、このメンバーにみんなを引っ張るリーダータイプがいないことに気付き、不安で顔が曇りました。

光の館へ行ってきた_d0018714_213550.jpg

レンタカーを借りたのはいいのですが、運転が得意な人が一人もいません。完全ペーパードライバーの私と、運転すると必ずぶつけるumiさんと、自転車にすら乗れない免許なしのひのじさんは無理なので、比較的経験のあるしいなとウエノさんが運転することになりました。

しかしこの二人、詳しく説明を聞いていたのにエンジンのかけ方がわからず、しばし運転席で呆然としていました。死を覚悟した一瞬でした。

光の館へ行ってきた_d0018714_2271649.jpg

光の館へ行ってきた_d0018714_213497.jpg

危うい運転ではありましたがカーナビの力を借りて無事、光の館に到着しました。山間の高台で空気がすがすがしかったです。この日は他にもう一組宿泊客がいるということでした。

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静謐な雰囲気

この館の二番目の売りは「真っ暗な風呂」で、一番の売りは「天井が開くこと」でした。天井が開き、日の入りと日の出に光の変化を楽しむのです。言葉で説明するより見てもらった方が早いです。

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寝転がって天井を見ると、

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こうなっています。これが日没が始まると、

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綿密にプログラムされた照明との対比で青が強調され、

光の館へ行ってきた_d0018714_2405443.jpg
暗くなってさらに空の色が濃密になります。


さらっと書いていますが、これは静かな衝撃でした。空を見ているはずなのに、天井に貼りつけられた色の塊を見ているような感覚。空の色を他の色と並べて見ると改めてその青さを知り、でも本当に空か?と疑心暗鬼になるほどの普段と異なる表情に心が激しく揺さぶられました。

芸術作品と言うと小難しくて何がなんだかわからないものというイメージがありましたが、これはきっと子供にもわかるだろうな、と感心もしました。わかりやすい、というか伝わりやすいって大事だと思います。

難点を言えば、天井開けっ放しなので寒いということでしょうか。しかしそれは些末なことです。大変いいものが見られました。ありがとうございます、ひのじさん。

光の館へ行ってきた_d0018714_2515812.jpg

光を堪能した後は夕飯を頂き、酒を飲んだりトランプをしたりしました。ババ抜きではumiさんがしいなに「必ず右端から引きますね」と看破されていました。しかししいなさん、その場では言いませんでしたがあなたも必ず前回引いた所と違うところから引いてましたよ。

酒盛りは夜中まで続き、ひのじさんとウエノさんが「空想上のイケメン・たっくん」についての妄想を膨らまして盛り上がるのを横で聞いたり(二人は初対面)、一時期マッサージを生業としていたumiさんに軽くリフレクソロジーしてもらったり、楽しく過ごしました。

翌日は生憎の雨で日の出は見られませんでしたが、帰りに他のアート作品を見たりおいしいソバを食べたり利き酒をしたりして十分に新潟を満喫しました。最初はどうなることかと思いましたが、最終的には大成功な旅だったのではないでしょうか。大人の修学旅行といった感じで。いや、ほんとよかったなあ。


以下、おまけ写真。

光の館へ行ってきた_d0018714_393630.jpg

光の館へ行ってきた_d0018714_3122435.jpg

by polisan | 2009-10-28 03:12 | 日記
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