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イガラシイッセイです。無口の反動は日記に表れます。
by polisan
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CHOP-ME-NOT DIARY
のど風邪と死語大賞
のど風邪を引いてます。

土曜日はのどの痛さがあまりにもアレなため、朝一に歯医者に行ったあと、新型インフルエンザやノロウィルスにやられたときにもお世話になった行きつけの内科へ行きました。そこはメインが胃腸科なので胃腸が弱すぎる私にはぴったりと言えばぴったりなのです。

待ち時間がどれくらいになるかと不安になりながら入口まで行くと、目に飛び込んできたのは臨時休診の張り紙。

ああ。

こういう不測の事態にどのように対処するかが、その人の真価を知るのによい機会だと思います。私の場合、普通でした。普通に歩いて内科がないか探しました。



内科がないか探しました。



まあ駅の近くならすぐ見つかるだろうと高をくくっていたのですが、案外そうでもありませんでした。目立つ所にいきなり内科をみつけて喜び勇んで中に入ると、野戦病院かというようなとんでもない混雑。受付のお姉さんに聞くと「1時間半待ち」でした。それでは次の予定に間に合わないため、再びあてどなく街をさまようことになります。

通りには休日朝の明るさが溢れています。行きかう人々はみな笑顔を湛えています。しかし私はのどの痛みを抱えて重い足取りでさすらうのみ。悲壮感をまとって踏み入れた人気の少ない通りでようやく小さな内科の看板を見つけました。そこは雑居ビルなのですが、他に店舗などが入っている様子はありません。恐る恐る何もない通路を進んで何度か角を曲がって一番奥の階段を上がると、ついに古びた内科の入口がありました。九龍城のもぐりの病院を想わせる佇まい。そんなところですので30分の待ち時間で済みました。診察は1分で済みました。薬を少し出してもらいました。今もまだ治る気配はありません。



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病院に行った後は、先日知り合ったあまやんがイベントに出るというので、台場の東京カルチャーカルチャーに行きました。『死語大賞』というイベントです。

のど風邪と死語大賞_d0018714_0564497.jpg


前半は死語に関するプレゼン、後半はハガキ職人による死語大喜利でした。トップバッターのあまやんは死語が死語になるまでの「生きていたころ」にフォーカスし、Googleトレンドを使って流行った時期や死んでいった時期を視覚化していました。傾向を火薬型・ジェル燃料型・備長炭型とうまく分類していたり、選ぶ死語のチョイスも「そこか!」というところを突き、そしてプレゼン自体も上手でおもしろかったです。すごいなあ。

デイリーポータルZの工藤考浩さんは、昔流行ってなんとなく覚えているようなジャケットのCDを「懐かCD」として紹介し、最終的にはこの記事に絡めていました。プレゼンを見てはじめて、記事ではいくつかやったうちの一つだけを紹介している、つまり没ネタもけっこうあるのだということがわかりました。だからあのクオリティが出せるんですね。

ハガキ職人の方々の大喜利も、さすが職人だけあって次々とおもしろい回答をしていました。こういうのを観ると自分ももっとがんばらなきゃなと思いますね。イベントでは最終的に2010年上半期の死語大賞が観客の投票で決められ、僅差で「だっちゅーの」に決まりました。確かに2010年7月時点では間違いなく死んでいるのでよいと思います。

会場には七夕の笹があり、死語を使って短冊に願い事を書くことができました。

のど風邪と死語大賞_d0018714_1274969.jpg

のど風邪と死語大賞_d0018714_129489.jpg


ああ何かやらなくては!やらなくては!ブイブイ言わせなくては!
by polisan | 2010-07-05 01:30 | 日記
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