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イガラシイッセイです。無口の反動は日記に表れます。
by polisan
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CHOP-ME-NOT DIARY
はじめての献血
献血をしたことがありません。自分以外にもしたことがない人は多いのではないかと思っていましたが、周囲の人々に訊くと昔よくやった、最近はしてないなあという返答が多いです。

これはまずい。

献血は20代後半から三十路くらいの人が昔を懐かしむためのアイテムだったのです。それを経験していない僕は大人になったと言ってもいいのか。献血もしたことがない人間が選挙権を持ち、年金を払い、体力の衰えを感じることが赦されるのか。否! 手遅れかも知れぬが、最善を尽くそう。献血に行こう。

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どこに行けば献血できるのかと考えましたところ、最寄り駅前のビルに献血ルームがあったことを都合よく思い出しました。普段気にも留めていなかったのに脳みそって奴は機転が利きます。

早速そのビルへ行き、献血ルームのある10階を目指します。ところがエスカレータは9階までしかなくどうやって上に行くのかとウロウロしていたら、背景に同化した鉄扉の向こうに階段を見つけました。ダンジョンかここは。

こんなに分かりづらいロケーションでは訪れる人も少ないだろうなと思いながら10階へいくと、ありました。献血ルーム。中を覗くと、わ、すげえ混んでる
老若男女が入り乱れたその空間は、壁に医療系のポスターがベタベタ貼ってあったり、古いコミックスが本棚に疎に並んでいたり、まちの歯科や皮膚科や耳鼻科のような小さな開業医の雰囲気そのものでした。

受付へ行くと、受付人に今は混雑しているので50分待ちだと警鐘を鳴らされました。そんな人気アトラクションだったとは。しかし引き返すわけにも行きませんので待つことに。
献血手帳か献血カードを持っているか聞かれましたので「はじめてである」旨を告げました。どれだけ血を抜くか訊かれたら「採れるだけ採ってください」と言おうと思ってたのに、「400ml献血していただいてよろしいですか」と先に言われ出鼻をくじかれました。その後なんかの紙に個人情報を書き込み、説明と簡単な質問を受け、スポーツドリンクをもらって待つように言われました。



スポーツドリンクをちびちびやりながら小学生の少年たちと一緒にK-1MAXの紹介番組を観ていると、どこからともなく問診室へ入るようにとのアナウンス。
その声に導かれるようにふらふらと問診室に足を踏み入れると、そこには白衣を着たおばあさんが。相当お年を召していらっしゃいますがニコニコと素晴らしい笑顔で、童話あかずきんちゃんの御婆さんはきっとこんな感じだろうと思いました(狼じゃない方)。

問診自体は血圧測定と先ほどの簡単な質問の確認で、小児喘息やアトピーについてや、「行きずりの女性となさったことはございますか」といった質問がありました。まあそりゃエイズだったら大変ですもんね。

問診が終わって再び待ち時間に入り、小比類巻(ミスターストイック)の紹介を観ていたら次は採血に呼ばれました。血管の目利きをしてもらったところ、採血は右手で行い、本番の献血は左手ですることに。注射針をぶっ刺して少しだけ血を抜いて、僕の「血液型はA型である」という主張を確かめるためのテストが行われました。ここでA型じゃなかったら、え・本当の親は一体誰なんだと人生が大転換するところでしたが無事A型であることが証明されました。

採血も終わって再び待ち時間に入り、アンディ・オロゴンが兄のボビー・オロゴンに「ふざけんなよお前」と言われているシーンを観ていたら、ついに献血開始のコール! 戦場に一歩踏み出します。



戦場にはベッドが並んでおり、僕はその一つに案内されました。

「靴を脱いでベッドに上がってください」
「はい」
「あ、紐靴なら脱ぐの面倒でしょ。そのまま上がってください」
「はい。でも脱ぎかけてしまったので脱ぎます」
「脱ぐの。まあその方がリラックスできますしね」
「はい」
「では今回は右腕から血を採りますから」
「でも先ほど左腕から採ると言われましたが」
「あ、そう」

ベッドに横になり、目の前のテレビを見つめます。入院したことはないですがこんな感じなのでしょう。黄色い消毒をした後、針をぶっ刺します。注射針が痛いのは今更怖くもなんともないですが、最近は針を刺す瞬間を見ることができなくなりました。異物が皮膚を突き抜けて体内に侵入する様が恐ろしいのです。人は変わるものです。

400ml献血にどれくらいの時間がかかるか分かりませんでしたが、勘で30分くらいだろうと予想していました。しかし実際は5分くらいで終わってしまいました。僕の血は確かに献血のパックに充填されていました。この程度で人の命が助けられるのかもしれないのなら安いものです。

最後に献血カードとお土産をもらい帰途に就きました。お土産はハンドソープと救急セットと100円均一で売ってそうな携帯バッグでした。そんなに嬉しくないけどありがたや。

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by polisan | 2007-01-29 03:55 | はじめて
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