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イガラシイッセイです。無口の反動は日記に表れます。
by polisan
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CHOP-ME-NOT DIARY
無口者からあなたへ
そろそろ無口は個性であると認めていただきたく存じます。

周りから「なんかしゃべれ」と責めたてられ、親から「昔はよくしゃべったのに」と溜息をつかれ、そうやってことあるごとにプレッシャーを掛けられて、くやしくて自分なりに努力をしても、それでもどうしてもしゃべれるようになりませんので、僕は苦しいのでございます。

話しかけて期待したほどの反応がないと面白くない気分になるのはわかるのです。ですから僕としましても頑張って上手い具合に返答をしようとするのですが、言葉を探しているうちに相手の方は次の話題に入ってしまいまして、追いつけない僕は「あー」とか「ええ」とか言うのがやっとなのでございます。

僕はとびきり声が小さいのでして、相手の方に聞き返されることが多く、それが続いて気まずくなってしまうことが恐ろしいのです。
近年明らかになったことですが、がやがやしたところで僕の話すことを聞き取ろうとするならばテーブル席で6人がけが限度で、8人がけで僕が一番端に座っている場合ですと、対角線にいらっしゃる方にはどうしても声が届かないのでございます。

また、声が小さいと発言に気づいてもらえないという事実がございまして、何か言いかけても他の方の発言によってキャンセルされるというのはよくある話でして、誰にも気づかれなければ仕方ないで済みますが、僕の発言がキャンセルされたことに一人だけ気づき同情を寄せるような視線を送られた時は、恥ずかしさと情けなさで手元をじっと見ることしかできません。声が小さいことで自信を失い、自身を失うことでさらに声が小さくなるという悪循環。抜け出す手立てはございますでしょうか。

僕は雑談が大の苦手でありまして、当たり障りのない会話で場を持たすことができず、また関心の向かない話題に楽しく乗っかることもかないません。努力が足りぬ、相手方への配慮が足りぬ、と仰る方もおられるかと思いますが、ある側面では全くそのとおりであり、僕の至らぬ点であると考えてもおります。雑談は技術であり、怠けなければいずれ身につくものと信じております。故に普段からニュースを確認し自分の意見を練るよう心がけておりますが、いざというときにその話題がぽんと出てこないのは如何なる所以か。努力が足りないのか、天に見放されているのか。嘆いたところでどうにもなりますまい。

僕が生来の無口者であるかといいますと、子供の頃は割とうるさかったこと、地元の友人とはそれなりに話すことから、後天的に無口になってしまったとも考えられます。だとすると一体その原因はどこにあるのか、それは僕にも分からないのでございます。
もしくは人見知り、もっと言えば対人恐怖的な性質から来ているとも考えられますが、そのような自分探しをしていくと大変長くなりますので、ここでは割愛させていただいて、そんなことより僕が言いたいのはこのまま無口と付き合っていくか無口を改善することに心血を注ぐかの岐路に立たされているということです。

そこで僕の今の考えですが、そんなに無口が悪いことか、無口に誇りを持つことはできないのか。一番最初に戻りますが、この際無口は個性であると認めていたいただき、皆様おかれましては無理にべしゃりを求たり無口を非難なさらないようお願い申し上げたい所存なのでございます。その代わりに無口であることのメリットを探してそれを伸ばし、且つトーク以外の面で長所となりうる部分を磨いて行きたいと思います。しかし全くしゃべらないわけには参りませんので、技術としての雑談・受け答えは引き続き身につける努力をしていきたいと思います。

このような考えは都合いいのでしょうか。この文章を書いている時間も時間ですので、自分でもよくわからなくなってきました。もし何かございましたら、優しくこっそりお伝えいただければ幸甚に存じます。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。では、おはよう||おやすみなさい。
by polisan | 2005-05-29 04:57 | 日記
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