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![]() 白い壁を背景に、輪ゴムが宙に浮いているのがお分かりになりますでしょうか。壁から数センチ離れたところに完全に静止しています。なぜなのでしょう、不思議ですね。そして中央には毛玉のようなちんまりした黒い塊。 蜘蛛です。・・・もう、これ以上は語りますまい。 やっぱり語ります。僕は普段、自宅にひょっこり現れる小さな蜘蛛を駆除しないことにしています。壁をせこせことよじ登っているのを発見しても、せいぜいがんばれよと無言で語りかけて放っておきます。それは写真のような細かくて軽そうな無害っぽい奴に限ったことでして、巨大だったり足が長かったりぶよぶよしてたり見た目がグロテスクな奴は総力を挙げて排除致しております。 今回ご登場いただいた蜘蛛氏は数週間前から部屋の中でよく目撃しており、一言の挨拶もないこと以外はさほど不快でもなかったのでいつもどおり好きなようにさせていました。ところが昨晩ついに断りも無く巣の造営に着手したため、一体誰がこの家の主人であるかをその身に分からせてやるべく、本日輪ゴムで狙撃することにしたのでした。 当たれば吹き飛んでそれまで、僕の勝ち。外れればそのまま自由の身で蜘蛛の勝ち。一人と一匹の、一発限りの真剣勝負。 僕は肩幅4つ分くらいの距離から狙いを定め、はちきれそうなほどに輪ゴムを引き絞り、心のざわざわと一緒にゆっくりと息を吐き出す。指に食い込む輪ゴムの感覚がなくなり、澄んだ視界の中で指先と蜘蛛の間に一筋のラインが見えたとき、息を止め、ぱっと指を弾いた。 指先が輪ゴムの締め付けから解放されたのを感じたのと、放たれた輪ゴムが生暖かい空気を引き裂いて蜘蛛のすぐ横を通過したのはほぼ同時だったろうか。輪ゴムは須臾のうちに壁に打ち付けられて跳ね返り、その後は当然描くはずの放物線を描かず、何かに絡めとられたかのように急停止した後、蜘蛛と共にぶるぶると打ち震えながらそのまま空中に停滞した。 そして写真のような状況になりました。外した上に輪ゴムをも奪われてしまうとは僕の完敗です。約束どおり、当分はこのままにしておきます。いずれリベンジすることを誓って。
by polisan
| 2005-06-15 02:51
| 日記
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